昴は今必死に自分の好みのおもちゃを 見つけようと必死になっているであろう娘 を思い口角をあげる。 周りの自分に対する評価の声など 聞こえないふりをしながら 先ほどの言葉通りに しばらくすると何かを持った魅月が 昴の方へ走ってくる。 テコテコテコと擬音のつきそうな音で 走る魅月は大変愛らしい。 昴の前に来ると、 ギュッと抱きしめている 大きめのくまのぬいぐるみから ヒョコっと顔を出し、 昴をじっと見つめてくる。 「あ、あのね、すばるくん、あのね」