「んじゃ、食品売り場は最後にして、
上の階から見ていくか。」
昴は魅月の手を引き、
エレベーターに乗った。
(今、昴たちが来ている所は
1階から8階まである大手のデパートである)
8階 おもちゃ売り場
エレベーターが着いた早々に
魅月は店内へ駆け出し、
迷子という名の放浪の旅に出かけた。
昴はその間に近くのベンチに座って店内を見渡す。
いつもの買い物風景
魅月を探すことも追いかけることもしない。
魅月に対して過保護すぎる昴の珍しい光景でもある。
しかし、それは絶対に自分を探し帰ってくるという安心の許
