5歳児少女の育成日記


「夾くん、行っちゃったね。
迷子にならないかな?」

魅月は、
自分がついさっき迷子になったものだから、
一人別の場所へと向かった夾が
迷子にならないか心配らしい。

眉尻を下げて上目づかいにこちらを見上げてくる。

「ははっ。
大丈夫だろ。

というか、
夾は迷子になっても勝手に家に帰ってるだろうから。」

そんな心配しなくても大丈夫と、
小さい魅月の頭を撫でてやると、
花のほころぶ様な笑顔でうんっ!!と言ってきた。

我が妹ながら可愛らしい。