昴と魅月が手をつなぎ、その少し後ろを夾が歩く。 「兄貴。 俺、あっち見てくるから魅月のこと頼むな。」 「あぁ、分かった。」 この周辺でこの兄弟を知らないものはいなく、歩くたびに性別年齢問わずに話しかけてくる人ごみに少し嫌気が刺したのか、夾は昴に一声かけて別の店へとはいって行った。