「おいこら、おっさん。 誰にその汚い手で触れてるんだ。」 はぁ?? 男は二度目のはぁ?に突入したが、 何を言っているのか考える間もなく、 いつの青空を見上げる形になっていた。 突然のことに痛みなどよりも 驚きの方が先に現れ、 一体何が起こっているのか考える内に、 次第に痛みが出てきた。 自分は一体何をしているのだろう? 男が考えている時に、 脇の方からはぼそぼそと 何かをつぶやいている声がする。