八木の下に目線を向けると、 そこには自分が授業時間を割いて 探していた妹の姿があり、 「お・ま・え・は、何してるんだ。」 「いたい、いたいよ夾くん!!」 スタスタと魅月の前に向かい、 小さな頭を右手でギュッと わしづかんでやると、 小さな体は悲鳴をあげる。 「俺は、待ってろって言ったはずだよな?」 米神が若干痙攣しているのが、 自分でも分かる。 小さな魅月は、 夾の手を掴み引き離そうとするが、 それを夾は許さない。