昼休みが終わり、5限目となった。 今日は、体育だ。 体操服に着替え、 運動場に向かおうとすると あいつがいない。 着替える前は確かにここにいたのだ。 「おい、魅月しらねーか?」 とりあえず、隣の神谷に声をかけてみる。 「あ?知らねーけど、何? いなくなったの?」 知らないと言った時点で 夾にとっては神谷の話など、 どうでもよくなっていた。 息をするのと同じようにスルーすると、 夾は周りの人間に聞くことにした。