「はぁ?何で俺が」 本気で嫌そうな 顔をした夾は、 目の前にいる 小さい頭に目を付けた。 「おい、魅月。」 「魅月はただいま、 おこもり中にて 返答は不可能であります。 たいちょー!!」 「よし。 それだけしっかりした 返答が答えられるなら 大丈夫だな。 人格はおかしいが」 魅月はいまだに 持っている本を 黙々と読んでいるのだが、 夾は自分の為に 妹をパシリに使った。 「お前、答え教えるから 俺の代わりに書いてこい。」 ひらがなも覚えたての魅月に、 鬼のような所業だった。