「お前を育てるの・・・悪くないかもな。 ちょうど俺も親を亡くしたばかりで 家族が弟しかいなかった訳だからな。」 昴は子供を抱き上げ、 瞳を見ながら言うと 子供がきょとんとしたような 顔を浮かべた。 「金銭面なら 親の遺産が残っているから 大丈夫として 俺のとこ・・来るか?」 子供がこの言葉の意味を わかるわけはないが、 言葉に出して伝えたかった。 この子供なら分かるような気がして・・・ 「お前の名前、即決だけど今決めた。 満月っていうことで、満月(みつき)」