(こいつが泣いた姿を 見るってのもいいが、 今は) 今は周りに人がいる。 それに俺たちの様子に 興味しんしんなようだ。 自分の手元にある弁当と 妹を見比べ、はぁーっとため息を吐くと、 「お前、静かにできるか?」 と魅月の頭をポンポンと叩きながら言った。 パッと頭をあげると、 しょうがないなというような顔をし、 ほほ笑んでいる夾。 「うん、出来る!!」 「じゃあ、授業が終わるまで静かにしとけよ。 来い。」