5歳児少女の育成日記


(こいつが泣いた姿を
見るってのもいいが、

今は)

今は周りに人がいる。

それに俺たちの様子に
興味しんしんなようだ。

自分の手元にある弁当と
妹を見比べ、はぁーっとため息を吐くと、

「お前、静かにできるか?」

と魅月の頭をポンポンと叩きながら言った。

パッと頭をあげると、
しょうがないなというような顔をし、
ほほ笑んでいる夾。


「うん、出来る!!」


「じゃあ、授業が終わるまで静かにしとけよ。


来い。」