5歳児少女の育成日記


「お前なんでここが分かった?」


「だって夾君のせいとてちょうが
おべんとうといっしょに
おいてあったから。」


「どうやってこの教室まで来た?」


「げんかんからここまで
佐野せんせがおくってくれたの。」


佐野をキッと睨みつけると
素知らぬ顔をしながら、
二人の会話に、にやにやとしている。


(性悪め。)


「で、高校内に入る許可は?」

「もちろんもらったよ!!
こうちょーせんせ、
すっごいいい人だったの。」

キラキラとした目をしながら
話す魅月に、夾はただ
愕然とするしかなかった。