「お前なんでここが分かった?」 「だって夾君のせいとてちょうが おべんとうといっしょに おいてあったから。」 「どうやってこの教室まで来た?」 「げんかんからここまで 佐野せんせがおくってくれたの。」 佐野をキッと睨みつけると 素知らぬ顔をしながら、 二人の会話に、にやにやとしている。 (性悪め。) 「で、高校内に入る許可は?」 「もちろんもらったよ!! こうちょーせんせ、 すっごいいい人だったの。」 キラキラとした目をしながら 話す魅月に、夾はただ 愕然とするしかなかった。