「お前もこれの良さがわかるか?」 「うっ。」 「そうか。」 これは自分の中でも 一位二位を争うようなもの。 それを気に入ってくれたことは 正直容姿をほめられることよりも うれしかった。 「子供にこの良さが分かるとは・・・。 これ、俺のお袋から貰ったものなんだ。 この世に一つしかない俺の宝物。 気に入ってくれてありがとな。」 「あーぅ。」 お互い言葉で伝わるわけがないのだが、 なんとなく読み取りながら話した。 (昴が一方的に)