二人が部屋から出て行こうとすると、
「おい。佐野」
佐野を呼び止める声が
「はい?」
「後からそいつに伝えとけ。
ときどき(高校に)寄れとな。」
「はっ?
校長まさかの稚児趣味だったんですか?」
「飛ばすぞ。」
(転勤という意味)
「冗談です。」
「あいつを使えば黒瀬夾を
おちょくれるからな。」
「今度は男色疑惑ですか。」
「そんなに首を切ってほしかったとわな。
遠慮せずに言えば数分で
手続きを済ませてやったものを。」
「すいませんでした。」
「面白ければ、
何を使ってもいいんだよ。
俺がルールなんだからな。」
フフッと笑う校長は確かに
カッコよくはあったもの、
その笑みに底意地の悪さを感じた。
(あん人だけは敵に回したくねぇ(汗))
と佐野に思わせるほどに・・・
