5歳児少女の育成日記


佐野は、
「まぁ、これも何かの縁か
こんな小さい奴、
ほっとくのもなんだしな」

とかなんとか、かんとか
ブツブツ言い、
魅月の頭を一撫ですると

「来いよ、黒瀬妹。
あいつの妹となりゃ、
ほうっとくわけにもいかねーしな。

俺がお前の兄貴のところまで
連れて行ってやるよ。」

バサッと白衣を翻し立ち上がり、
お兄さんは魅月に手を差し伸べてきた。