和也さんが好きで…わざわざ歯医者に来たけど 今私の命を握ってるのは、この先生… 『松村さん…大丈夫だよ…もう痛くないよ…終わるからね…』 うんうん…先生… なんか、ドキドキしてる私。 『松村さん…少し横向いて…口開けて…』 もう…先生しか頼れない…見たいな気持ちになって。 弱々しく口を開けた。 なんか…こんな状況だと。顔も見えないこの先生が…好きになりそうな変な気分。