ぶーちゃん先生…。 ホントの名前…なんだっけ? 寒い寒いって言いながら私の手を握って…。なんだろ。こうしてると、もう恋人みたいじゃないの。 意外と行動派なんだあ。 『松村咲子…咲子ちゃんてよんでいい?』 金太郎みたいな顔して、なんかすっごい早い進展… 『ぶ…あ、いや、先生、名前…』 『光太郎だよ。杉村光太郎です!よろしく!』 ぶーちゃんって呼べないよね、さすがに。 二人で入ったのはドーナツやさん。