それから私達は、真理奈のお母さんの用意してくれた手料理を、
たんまり食べて...
お風呂に入ることにした。
「ねぇ、愛梨...今日さ、一緒にお風呂に入らない?」
その真理奈の一言にあんまりにも驚いた私は、
口の中に含んだオレンジジュースを少し吹き出してしまった。
「...な、何言ってんの真理奈!?真理奈には、山川君が.....。」
私がそう言うと、真理奈は、急に大笑いしだす。
「プッ...アハハハハ...愛梨ってば、何言ってんの?
小さい頃よく一緒に入ってさー、お互いの髪の毛プロデュースしたりしてたじゃん?
それをしようって言っただけー!!」
そう言いながらも尚、大笑いをやめない真理奈に私はふくれながらも、
「だって、真理奈が変な言い方するから...!!」
「ま、とにかく...私が先に入るから、愛梨待っててね?...あ、覗くのなしね?」
「覗かないから!!」
も~!!真理奈ったら、一回私が勘違いしただけで、
そんなにひきずらせないでよ!!