それから、私は準備をしようと一旦自分の家へ帰った。
「あれ.....?」
荷物がまとまって、家を出ようとした時に始めて異変に気付いた私。
「リオが置いてった猫がいない...。」
私は散々家の中を捜しまわったのだけれど、
結局黒猫は見つからず。
うーん。どうすべきか...。
取り敢えず、真理奈の家へ行くことにした。
でも...何でいなくなってたんだろう...?
家の鍵はかけてあったはず。
窓も全部閉じてあったし.....。
私は真理奈の家へ行く間、その事をずーっと考えていて、気付かなかった。
.....誰かが後をついてきているのを。


