悪魔な彼と甘い恋






...その時、やっぱり真理奈は私の親友だなって思った。


今まさに、私が悩んでいた事を、

スッキリさせてくれたんだもの。



「真理奈...ありがとう!私ね...リオの事、好きみたい。」



真理奈はぱあっと笑顔になって、



「良かったわね、自覚出来て。恋って、自分も知らない間にしてるものだから、後悔する人って、多いのよ?」



真理奈、具体的に言ってるけど、

...もしかしてそういう経験が?



私が疑問に思ってると、真理奈はそれを察したらしく...


「あ、そういえばさー、駅前に新しいカフェできたんだけど、今日そこに行かない?」



ものの見事に話題転換された。


.....気になるのに。