その日の朝、私は、いつもよりも早く目が覚めた。



ふと、キッチンから物音がしているのに気付く。




「リオ・・・?」




おかしいな...。


リオは昨日、どこかに出かけたはずなのに...。



実はドッキリだったとか?




そんな事を思いながら、パジャマのままキッチンへ向かう。




すると.....



『ニャー!』




...え!?.....嘘!?



見間違いじゃないよね・・・?




私の視線の先には、黒い猫がいた。