それからリオは、控えめに言う。
「味に自信はないけど...。」
「そんなことないよっ!!全部、すっごくおいしそう!!」
リオは、私の勢いに目を丸くしながら、
喜んでくれた。
それから、私はなんと...15分で完食してしまった。
普段、私は夜ごはんを食べるのに、1時間ぐらいかかる。
それなのに...ホント、凄いなぁ、リオは...
いったい何者なんだろう...?
ホントに、リオ自身が言っていた通り、悪魔なんだろうか...?
私の頭の中は、知らず知らずのうちに、
リオの事でいっぱいになっていた...。


