結局、そのまま運命の女の子に会いにいくことにした俺。


悪魔と契約した事によって、ある程度の能力が使えるようになったらしく...


俺は、何も考えずに、その女の子の家にたどりついた。



女の子の名前は、矢神愛梨。


俺と同じで、幼い頃に両親を亡くしている...。


それだけでも、まだ会ったことのない彼女に親近感がわく。



でも、10日間の期限は、あくまでも彼女を悪魔のもとへ連れて行くための期間だ。



だから、恋愛感情や、同情なんか...

したらダメだ。