太陽の「た」の字も見えないような時間になっていた。

・・・・でも僕の隣に誰か居る・・。

鼻が高くて、睫毛が長くて、小さい女の子。

そんな女の子は僕の隣に座ったまま。

小さく息をする音が聞こえる。

僕と・・同じリズムで。

気付けば僕の胸はドクンドクンと高鳴っていた。