サクラノヒメゴト


「見てっ」

いきなり突きつけられたケータイの画面

「え?」
目が早く見ろっとばかりに訴えている

「・・・・・・。」


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RE:君が大好きな僕
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やっと、君のアドが手に入った
んだ。


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「どうしたの?コレ?」


短文だけど気持ち悪い画面がそこにはあった。

「わかんないよっぉ・・・
グスっさっきメールを見ようとしたらコレが着てて・・・。」

またあたしに抱きついて啜り泣いている。

「大丈夫・・・。だいじょうぶだから。」

ヨシヨシと瑠璃を慰めた。





しばらく瑠璃は泣きやまなかった。
そして熱がある・・・と言って瑠璃を保健室までつれてきた。


キーンコーンカーンコーン

もちろん、授業はサボリ。