サクラノヒメゴト




まさか、龍がこの学校にいるとは思わなかったな。
家に似合わなすぎだろ....


「ばいばーい」

あちこちからそんな声が聞こえてくる


「黒崎くん、バイバイっ」

「さようなら。」


誰だ?いちいち名前なんか覚えられねぇよ。



放課後か・・・



「黒崎くん。だっけ?」

急に肩を叩かれた


あっあの変な人。


どうやら、俺に『校内案内』をしたいらしい。

しょうがないか。一応転校生だしな。


急いで鞄に教科書を詰める


「いきましょうか。」

うわ~我ながらキモいな。
このキャラどこまでやっていけんだろ?