せんぱいを見てたらなぜかくすぐったく感じる。

「あー。そういえば弘樹、靴箱のほう行ったけど。」

「そーですか。それじゃ会うかも~。」

先輩と2人で歩いてるなんて、不思議だ。

「木内ってさ。
眼鏡無いとなんか雰囲気違うよな。」

「えっ・・・!」

慌てて眼を触る。
あぁーあ、アイツに取られたまんまだ。

「なんか、可愛い。」

「へっ?そうですっか??」

なんか照れる。

あんま言われたことないからかなぁ~



「靴箱まで一緒に行こっか。」

「はい。」