「荻野は冬期講習だけ?」 「そうだよ!この日本史だけね」 「…この4日間だけ?」 「そう。この4日間だけ」 タイムリミットが厳しい。 もう1日が終わってしまう。 あと3日で何か出来るだろうか。 俺が自分の世界に入りかけていたとき、彼女が再び口を開いた。 「津田くん?」 「ん?」 「あの…近くの駅まで一緒に帰ってもいい?」