「並木先輩、おはようございます。」



「鏑木君、おはよう」


「さっそく、明日の確認も含め
ミーティングしようか」


「はい」




2人はミーティングの為に
第5会議室に移動した。


「鏑木君、仕事の前に気になるから
聞きたいんだけど良い?」


「先輩が聞きたい事って
俺が一昨日相談した事ですよね?」


「そう…気になったからさ」


「昨日ずっと彼女との今後の事考えてました
そして俺の中で結論でたんで、
近いうちに彼女と話する事にしたんです」


「そうか」



「先輩、仕事しましょ」



「そうだな、明日名古屋だしな」




「…そうですよ
俺、少し緊張してます」



「鏑木君、適度の緊張は良いけど
緊張しすぎるとミスに繋がる事もあるから」


「先輩そういう時ってどうすれば?」


「鏑木君がこのプロジェクトの為に
やってきた事を信じていれば大丈夫
それに鏑木君はあの東條の元で
しごかれたんだから自信もっても良いと思う」



「先輩、ありがとうございます」