「そんな事ないです
先輩の話、俺にとっては
いろいろと参考になりましたし
聞いて良かったと思います。
先輩の言うとおり彼女と今後の事も含め
とことんじっくり話し合ってみます。」


「その方が良い、
失礼な話だけど…
とことん話し合いして
その時に喧嘩になったとしても
話を中断せず結論が出るまで
話し合いはしないといけないよ
その話し合いで2人が納得してだした答えなら
どんな結果になっても2人は前に進めると思う」


「先輩それって最終的には
別れ話になるって事ですか?」


「それは鏑木君と彼女の問題…
俺だって渚に一緒に住もうって
言った瞬間、頭の中で思ったのは
自分の気持ち押し付けただけな気がする…
って思ったからもう1度渚に言った
俺は渚と一緒に住みたいと思ってる
渚自身どうしたいのか考えてほしい
その結果一緒に住まないって結論に
なってもかまわないって」

「渚の出した結論は一緒に住むだったから
正直俺はホッとした、これで渚の傍にいれる
だから今俺はすげぇ幸せなんだ」



「先輩が羨ましいです。」


「俺達はまだ1年しか一緒に住んでないし
付き合いも2年、これからいろんな事に
直面してくと思う、でも俺達はそれを
乗り越えていこうと思うし、
乗り越えていけると思ってる…
鏑木君達だって高校・大学・社会人と
長い付き合いだからいろんな事2人で
乗り越えてきたんだろ?」


「…そうですね」


「鏑木君自身も、
これから自分達は今後どうしていきたいのか
彼女に聞かれても答えれるように真剣に考えないと
23でそこまで考えた事ないだろうとは思うけど
今後は仕事に追われる事もあるだろうから
今のうちかも彼女との今後の事考えてられるのも」


「そういうもんですか?」