「並木が、何言いたいか分かってる
でもな・・・俺どうしても名古屋の件が
気になって、なかなか眠れないんだ
だからきっと俺の変わりに名古屋に
行くであろう並木に電話した。」


東條の気持ちも分かる
けど…

「東條、心配なのは分かるけど
休まないと治るもんも治らない」

「並木だよな名古屋行くの」

「嗚呼、心配すんな仕事はきっちりやる
鏑木のフォローも大丈夫
だからお前はちゃんと休め!!」

「ありがとう、安心した」

「東條こんな時に何だが…」

「何?」

「何か忘れてないか?」

「忘れてないと思うけど」

「それ、マジで言ってんの?」

「あぁ…」

「信じらんねぇ」

「…何だよ」