「志麻、こちら私がもの凄く
迷惑かけた、並木君です」

あの事、亜矢には全て話してある
話した後志麻には凄い剣幕で怒られた

「亜矢がすみませんでした」

「もう終わった事ですから
気にしないで下さい」

「並木君ね、うちの限定を
買いに来たんだって言ったから
迷惑かけたから、こんな事で
許してもらおうとは思ってないけど」

「そうね…少し待ってもらえるかしら」

「大丈夫ですが、いいんですか?」

「いいんですよ、
待ってもらう時間は10分ですから」

「じゃ、お願いします」