「あの2人は帰ったのかい?」

「えぇ」

「僕達も家に帰ろう」

「うん」

家についた私達はお茶をすすりながら
今日の事を話していた…

「透子、あの2人の事知ってるでしょ?」

「うん、前に話したでしょ元カレの事…」

「透子と別れた後、年下の男の子と
付き合ったっていう彼でしょ」

「そう、今日あのお店にいた
もう1組のカップルが…
その元カレと年下の彼氏君」

「・・・嘘だろ!!
何処から見ても美男美女でお似合いの
カップルにしか見えなかった」

「そうね、だけど男性なのよ」

「そうなんだ…
でも何であんな格好してたんだろう?」

「聞いたんだけどよく分かんなかったのよ」

「まぁ、そんなのはいいか」

「そうね」