「それにしても渚君作のお弁当は
いつ見ても栄養、彩り共に考えてるよね」


「そうなんだよって違うだろ
今は仕事が忙しい、
出張もあるし無理だけど
時間が出来たら飲みに行こう」


「・・・ありがと」

「でも俺の事は気にすんな
出張で家4日も空けるし、
もしかしたら京都に行けないかもしれない
そうなったら渚君も寂しい思いするだろ
俺にかまってないで
渚君と一緒の時間を大切にした方がいい
本当に俺の事は気にすんな」


「お前がそう言うなら・・・・・・」


そろそろ志岐さんに電話しないとな
今の時間だとお店に電話をかけないと
いけないなから長話は出来ない



午後からは鏑木君と午前中の続きか・・・
今更ながら出張引き受けなきゃよかった



「わりぃ高瀬、
話聞いてやりたいんだけど
そろそろ志岐さんに電話しないと・・・」


「・・・そうだったな」


「俺祈ってるよ渚君の休み変更出来る事」

「・・・嗚呼」

「高瀬、お先・・・」


「おぅ!!」