「「おかえりなさい」」


「並木です」

「貴方が、恭ちゃんね」

「君が…」

「はい」

「渚君は、離れに泊まってるのよ」

「離れですか?」

「そう、ここから5分歩くんだけどね
とっても良いお部屋よ」

「離れにはキッチンが付いてるから
自炊も出来るんだよ、だから時々
僕達も渚君によばれて、そこで食事を
頂く事もあるんだ」

「そうですか、今の俺には羨ましいかぎりです」

「そうね…でも貴方なら大丈夫よ
すぐ仲直りできるわ」

「俺もそう思うよ」

「ありがとうございます」