最後の恋



玄関から音がした
恭ちゃんが帰ってきたんだ
僕は鏡を確認した…
大丈夫そうだ泣いた事は分からないと思う

「なぎ、ただいま」

「恭ちゃん、お帰りなさい」

「やっぱ、家に帰ってくるとホッとするな」

「そうかな?
恭ちゃんシャンパン冷やしてあるから
一緒に飲もう」

「そうだな、なぎ悪いんだけど
このスーツ、クリーニングに出しいといて
くれるか仕事が終わってホッとしたのか
知らないうちに汚したみたいだ
ついさっき、それに気がついた」

「うん、分かった出しとく」

僕は恭ちゃんをねぎらう為に
シャンパンとおつまみを用意してたら
何時の間にか恭ちゃんがソファーに座ってた

「恭ちゃん、おまたせ
お仕事お疲れ様でした」

「なぎ、ありがとな」

「うんん、恭ちゃんの長期のお仕事は
初めての経験だから大変だったでしょ」

「そうだな、それとあんな大人数で進めるのも
初めてだから、それもなかなか大変だったよ」

「本当に、お疲れ様」

「おぅ」