「渚君、京都存分に楽しんで来て下さい」



「渚君、気を付けて行って来てね
迷子にならないように・・・
絶対あっちでもナンパされるから
並木さんから離れちゃダメだよ」



「玲ちゃん、何言ってるの?
僕をナンパする人なんていないよ
それに迷子になんてならないし。」



「渚君、玲さんの言う事はもっともです
何時も玲さんに助けてもらっているんですから
玲さんの言った事守って楽しんで来て下さい。」




志岐さんが僕の事子ども扱いするのは良いんだ
もし僕のお父さんが生きてたら
志岐さんぐらいの年齢だから

でも玲ちゃんまで僕の事子ども扱いするんだもん
僕のが玲ちゃんより2才年上なのにな・・・




「 ・・・・うん」