「もう一度言うけど貴方に話したい事はね」
「…はい」
「今貴方が付き合っている彼の事
さっきも言ったけど私は以前
彼と付き合ってたの
別れたのは今から2年半前」
「…2年半…恭ちゃんの…元カノ…」
「そう言う事、本題に戻るけど
彼に関して噂話を耳にしてね」
「…噂…?」
「そう彼が年下の男の子と付き合ってるとか
他にもいろいろ言われてるみたい
私は少し前に本人から聞いたから…」
「…僕…そんな…話…知らない…」
「貴方はこんな噂話があるなんて事も
知らないと思って、余計なお世話だと
思ったけどね話させてもらったの
私個人的にはそういうのの
偏見とか持ってないから安心していいよ、
でも世の中にはそういうのに偏見持ってる人も
いるって事は貴方も分かってると思う」
僕だってそんな事は分かってる
でもこの人から何か言われたくない!!
「…は…い…」
「貴方は彼の事考えてる?」
「…えっ」
私は今から目の前にいるこの子に
とても酷い事を言う
でも今更止められない…
「考えてないの?
彼が勤めてるのは大企業よ
会社でこういう噂が広まれば
もしかしたら彼の職場内での立場に
少なからず影響が出るかもしれない
それに同性同士だと結婚は出来ないし
彼の子供も産んであげられないでしょ」
「…そう…ですね…」

