「そっか…」
「嗚呼」
「でも反対の事考えてみてくれ
東條は仕事は通常で
彼女の方が仕事で忙しくて
東條に連絡出来ないとする
その時はどうする?」
「その時は…」
「俺は事前に聞いてたから
彼女から連絡あるまでは
こっちから連絡はしなかった」
「俺も前の時は気にしてなかった
でも今は違う、俺と渚の仕事の内容も
時間も全然違う、その分お互いに
歩み寄れる所は歩み寄らないとな…
俺の仕事が忙しい時、渚は朝早く起きて
一緒に朝ご飯食べるし
次の日が休みの日は俺の帰り待っててくれる
俺も早く帰れるように仕事頑張ってるしな
少ない時間でも2人の時間を持つって話し合った」
「俺は高瀬と一緒、彼女の仕事が忙しくなると
忙しくなくなるまで連絡はしない
でも今日並木の話を聞いて思う事がある
俺今後も彼女と付き合っていきたいから」
「折角久しぶりに3人揃って
飲みに来たのに説教くさい事言って
悪いな…」
「そんな事ねぇ」
「そうそう」

