ずっとずっと欲しかったもの

それは誰かと共に居る時間


ずっとずっと1人だけ取り残されてるそんな気がしてた


末っ子で甘えん坊だった

でも本当は甘えれば誰かがそばに居てくれるからだから甘えてたんだ


結局甘えることで気を引いてた


それでもずっと1人だと思ってた

いくら気を引けても

いくらそばに居てくれても


心は満たされなかった


ずっと羨ましかった

私に無いものばかり探して


それでも見つけてはまた手の中からずり落ちて行く


それが何かもわからずに


探し続けてた


暗闇の中の光を探すように


そして見つけた光を手で隠しては

自分で光を消してる事にも気づかずに


でもね、本当に欲しかったのは


みんなの笑顔だったんだ

それか例え私だけの物じゃなくても

大切な人たちが笑ってくれたら


それだけでよかったんだ


暗闇の中に居るのは私だけで


私がみんなの光になれなくても


みんなが私の光にならなくても


ただ笑ってくれていたら



それだけでいい

それが私の願いだったんだ