秘密の恋愛レッスン


太ももを撫で回す和弥の手をぐっと掴んだ。

「んん・・・っ」

さっきより、キス激しいんだけど!!
息っ!!
苦しい!!

急に体の力が抜けた。
ヤバイ!!
立っていられない!

そのことを察したのかは分からないけど、私を壁のほうに追いやった。
背中に冷たい感触が。

でもおかげで、壁に体重をあずけられる。

「マジでその顔ヤバイ・・・」
「はぁはぁ・・・」

激しいキスのせいで呼吸が乱れる。

ヤバイって私の顔が・・・?

和弥はくるっと後ろを向いて、座り込んだ。
なにやらブツブツ言っている。

私は自分の乱れた服に絶句した。

スカート捲くれすぎでしょ!!