秘密の恋愛レッスン


「やっぱり、ばか?」
「はぁ~!?私はこう見えて超賢いんだからね」

私は立ち上がって本棚を開いた。

いつもと変わらず、ぎっちりと参考書や辞典や語学の本が並んでいる。

「これ全部勉強の本なのか?」
「もっちろん!」

私は誇らしげに頷いた。