秘密の恋愛レッスン


「とりあえず・・・寝るか?」
「そーだね」

時計を見たら、もう12時だった。

「先に二階に行けよ」
「何で?」
「洗い物したら寝る」
「・・・ありがと」

私は立ち上がり、ゆっくりと階段をあがった。
私の部屋は、どんつきを右に曲がって・・・

「あれ・・・?」

なんで和弥はあんなに早く帰ってきたんだろう・・・?

がちゃ

「しいてある・・・」

しかも、私のベットのカバーまできちんと・・・

「・・・なんで分かったの?」

私の部屋の場所を。
パジャマに着替えながら、考えた。

トントン・・・

和弥が上がってくる。
私は急いでベットに横になった。