私は、やっぱり和弥が好きなんだなぁ… 「由美、何か体熱いんだけど」 「っ!熱…だよ!」 アブナイ… この気持ちはまだバレてはいけないよ。 「はい。これで最後」 「んっ…」 まだ口移しは続く。 私、ホント幸せだなぁ… 「…ごちそうさま」 「俺の口移しのお粥は美味しかった?」 カァ 「口移しじゃなくたって…美味しかったよ」 「それ、誉めてんの?」 「誉めてんの!」 「そーだったらいーけど?」 そう言って私の頭をポンポンって撫でた。 それ、ズルいよ…