ピッピッピッ・・・ 心電図の音が鳴り響く。 未だに和弥は目を覚まさない。 「ねぇ・・・起きてよ?」 目の前にいるのは本当に和弥なの? だったら・・・ 「だったらっ!目を覚ましてよっ!抱きしめてよっ!」 ぽろぽろと涙が溢れる。 「・・・キス、してよっ」 和弥・・・ 和弥・・・! 「好き・・・好きだよ。本当に和弥が好きだよ・・・」 大好きだよ・・・ 和弥の笑顔も、全部、全部・・・ ・・・・・・・好き。