「んん―!」 流石のあたしでも抵抗した けれど何の意味もなく冬矢ははだけたブラウスで露になった首筋に顔を近付けた チクッ と痛みがして冬矢は口から手を離した 「ぷはぁ…なっ、何したんですか?!」 酸素を取り込み冬矢に詰め寄るも涼しい顔をしたまんま 「秘密…此処、仕事に戻る前に鏡で見てごらん」 冬矢は自分の首筋に指を指し言った 「むっ…わかりました失礼します…」 あたしはブラウスを直し会議室から出た 後ろで冬矢が笑っていたのに気付かず