二人で見つめあい抱き締め合った








あたしはまだまだ素直になれない事も多いかもしれない


きっと冬矢を傷つけてしまうかもしれない…



けど、今あたしの気持ちを精一杯伝えるね





「冬矢」


「ん?」






「大好きだよ」


あたしはそう耳元で囁いた



「知ってる」


冬矢は腕を解きふわりと微笑んだ



そしてあたし達はアプリコットのような甘いキスをした




~fin~