Apricot tea



「冬矢が怪我したからお世話しただけです!!」


あたしの声が店内に響いた



やば……


店員から冷たい眼差しで見られあたしは俯いた




「そろそろ出る?」

冬矢がコーヒーを置きながら言った



「そうですね。部長の奢りで良いですか?」


「えっ?」



復活した課長が冬矢に言った



絶対八つ当たりだ~~








結局四人分全てを冬矢が払った