「やっと、見つけた」

そこには、ベッドで静かに眠っている姫が。

「ん?………遅いじゃない!って、カイロ?!」

「おう!」

カイロとは、俺の名前。

カイロ・グリーン

「待たせる気は、なかったんだぜ?」

「もう!」

何時の間にか、城には、光が差していた。


ーendー