【完】甘い恋よりもそばにいて


「ちょっと…りーかー?おーい」





頭の中がフリーズして......





波羅があたしに向かって何か言ってるのに気づかなかった





「ふぇ……?あっごめんボーッとしてた…」





バシッ……何かで叩かれた。





「ふぇ……じゃないわよ‼まったくもう……はいコレ」





そう言って渡されたのは……一通の手紙。





さっき言ってたのってこれ…?あっ思い出した……コレは…………あの時の……ヤツだ…。





でも今は……そんなこといいの。





彼のこと……聞かなきゃいけないの…。