授業が終わった後の誰もいない教室。


意味もなくだだっ広い空間の壁にあたしは押し付けられている。


「せ、先輩!?」


「ん?……何?」



彼は無邪気な笑顔をあたしに向けて来る


何をするつもりですか?って言う必要あるかな?


だってあなたが何をしたいか分かりきってますよね、先輩。